小物作成の為、自分で「色止め」をやってみました。
結果は?
残念な事になりました。
失敗した、失敗した、失敗した!私は失敗した!
シュタインズ・ゲートの選択を間違えてしまった感じです。
( ̄▽ ̄;)
小物作りの材料の着物の生地を洗いたい!色移り・色落ちするの?
私は半幅帯をよく作ります。
材料はフリマサイトやオークションで購入します。
・自分で状態の良い着物をとく
・といた着物を販売している人から購入
着物の生地を洗う事に抵抗がある人もいらっしゃるかもしれません。
ですが、私は作る前に、一度自分で手洗いしています。
さっぱりして、気持ち良いですからね。
どんな物が色落ちしやすいか?
こればっかりは洗ってみないと分かりません。
下の画像の6種類、ほぼ色落ちしませんでした。
「色止めの薬剤」を使っていないんですよ!
(「色落ち」しなかったと言っても過言ではありません。)
今回の布は、酷く色落ちしました。
いつもの手洗い方法ではダメみたいです。
どれ位色落ちしたかって・・・・。
左:↓ 洗う前 右:↓ 洗った後(濡れた状態)
↑これ、同じ反物なんですよ。
別物みたいに見えますよね!?(^_^;)
絹にも使える「色止め」を使ってみた!どんな感じ?
この生地は正絹です。
「いつもの手洗い」で色落ちが酷かったので、正絹にも使える色止め剤を購入しました。
色止めの種類は沢山あります。
藍染や正絹には使えない物がありますので、よく確認して購入しましょう。
(安価な物には、絹の色止めが出来ない物があります。)
※添付してある説明書をしっかり読みましょう。
(よく振る、30度以上のお湯を使うなど注意する事があります。)
まずは、「色止め」をしない場合はどうなるか。
しっかり蛍光ピンクのような色が出ます。
水に2時間浸した後、水を新しいものに変え、再度浸す事1時間。
(合計3時間水に浸しました。)
うーん、同じくらいの濃さの水になりますね。
水に浸す前の生地と並べてみました。
(下の画像の左は何もしてない状態です。)
水色の地に赤紫の麻の葉の柄がハッキリ分かります。
右の物は水色の部分に赤紫がにじんで、紫色になっています。
元は同じ生地なのに全然違いますね。
こんな感じでリバーシブルの半幅帯が作れたら良いな♪
そんな風に考えて、「色止め」しました。
※ただジャブジャブやってる1分30秒位の動画です。
興味のある方はご覧ください。
色止め直後は良かったんですよ。
時間が経つにつれて、だんだんんで来ました。
「色止め」をしたものと並べてみました。
変わらんやないかーい!(;^ω^)
と、思いつつ干してみました。
乾けば何か変わるかな?と思ったのですが・・・。
ほとんど変わりがありません。
アイロンをかけると、色止め効果が高くなるとの事です。
なので、アイロンもかけてみました。
せっかく、アイロンまでかけたけど、確かめたい!
色落ちするかどうか、色止め効果を見ます。
再度、水に浸し、「押し・もみ洗い」をしてみました。
・・・疲れた。(-_-;)
10回、水を変えて「押し・もみ洗い」をしました。
いつまでも、色が出ます。
この辺であきらめて、再度干します。
アイロンもかけてみました。
結果は・・・・
変わらんやないかーい ( ̄▽ ̄;)
(「色止め有り」の方が、少しコントラストがハッキリしてます。)
まぁ、こんな事もあるという事です。
説明書にも、完全な色止めを保証するものではないとあります。
仕方ありません。
・水に浸す時間は通算3時間
・干す→乾かす→アイロンの作業
・10回以上の「押し・もみ洗い」
検証の為とはいえ、今回は疲れました。(-_-;)
ほぼ1日仕事になりました。
まとめ
・自分で色止めをする場合は失敗しても良い生地でのみ行う!
・「色止め」自体には、それほど時間がかかりませんが、心に余裕のある日にやりましょう。
(色止めが失敗した場合、メンタルを持って行かれるヘビーな1日になります。)
・高価な生地・大切な生地はプロにまかせて!